1234567TOTAL
南長津田ジュニアジャイアンツ00120047
中山ヤンガース10210206
速報ベースです。とにかく勝ちました。初めて勝ちました。詳しくはのちほどゆっくり!感動です!

対 中山ヤンガース戦、試合前の練習から普段の試合と違う雰囲気だった。午前中の練習の中で、コーチから気合いを入れられて臨んだゲーム。

相手チームの先発はストレートにも威力があり緩急もつけられる好投手。初回の表は簡単に3者凡退、1点を先制された2回は3者連続三振で完璧に抑えられる、いやなムード。しかし、今日はベンチの雰囲気がいつもとは全然違った。今日の試合からキャプテンに復帰したしゅうとがチームを引っ張る声出しをする。ベンチからの声もセカンドにランナーがいれば「第2リードもっと大きく!」とかサードにランナーがいれば「ツーアウトだから打ったらゴーだぞ!」とか選手同士が声を掛け合い、いいプレーが出れば「ナイスプレー」失敗したら「ドンマイ!」というずーっと言い続けてきたことができていた。先発たいようも落ち着いたピッチングで守りのミスが出ても我慢の投球を続け、失点を重ねさせない、粘りの投球。なによりマウンドでのマウンドさばきに冷静さが見られた。普通ならきれかけてしまうところを、がんばった。守備でもファーストけいたが後方のポップフライをジャンピングキャッチ、ピンチを救った。これまで監督から全力でボールと競争する気持ちで追いかけろという指導を受け、この試合で実践した。また、6回の裏に2点を取られて6-3になったところで相手の中軸の強打者が放ったレフトへのライナーでの飛球を、たくみが走りながら好捕した。左打者のレフトライナーはきれてくるから非常に難しい打球処理だった。たくみの外野守備のフライキャッチは練習では捕れてきたが、どうしても試合になると緊張もあいまって、逸らしてしまうことがあったが、ここでのビッグプレー!ホントにうれしかった。何度も何度も練習した成果だった。そして最終回を迎える。監督が選手を意識的に集め、指示を出した。決してあきらめないことを伝えた。ここからドラマは始まる。先頭、みなとがフォアボールで出塁、ワンアウト後に代打みきが頭にデッドボールをうける。しかし、痛い素ぶりも見せず一塁に走っていく。バッテリーエラーが出て2,3塁。ここでキャプテンしゅうと、執念のライト線へのスリーベースを放ち、1点差、れいいちの振り逃げで3走しゅうとが生還して同点。れいいち盗塁後、かいの進塁打で3塁へ、そして4番たいよう。ワイルドピッチで3走れいいちが飛び出して3本間に挟まれてしまうが、ここで野球の神様がJGに味方をしてくれる。本塁への送球が若干それてホームイン!逆転した!3点差をはねのけ7-6にする。しかし、これまでのゲームでも最終回に2点リードしていて逆転を許してしまったり、最後のプレッシャーに負けてきていた。緊張でガチガチになっていた。ところが、今日のたいようは違った。7回を迎え100球近く投球していてきついとは思うが、マウンド上での冷静さに変わりはなかった。3者凡退で最終回を締めくくり7-6での勝利、今季初勝利。

練習試合とは言え、選手たちの顔も満面の喜びの笑顔にあふれていた。これが見たかった。これが少年野球なんだって思った。ひとつの勝利がこれだけ難しく、そしてなによりの成長の証しなんだと強く感じた。監督は大変な思いでいろいろなことを考え、選手たちに接してくれた。ホントに感謝したいと思う。ただ、これが終わりじゃないスタートなんだ!と監督も鼓舞して選手たちに次の試合にも同じ気持ちで臨んでほしいと考えている。まわりのコーチ、父母、OBコーチみんながそう思っている。JGキッズたちはひとつの山を乗り越えただけ!また、がんばろう!

でも正直「うれしすぎてなんもいえねぇ」って感じです。

最後に、今日の試合に残念ながらこれなかった、こたろう、彼が入団したことはチームに大きな影響を与えていることを付け加えさせてもらいたい。