1234TOTAL
竹山レッドソックス21317
南長津田ジュニアジャイアンツ450X9
緊張感のあるナイスゲームを制し公式戦2勝目。全員ががんばって親も子供も大喜び!

Tボール春季大会ブロック最終戦の竹山レッドソックス戦が始まった。初戦の鴨居ファイターズ戦同様、緊張が選手に見られる。それは、試合前のキャッチボールから見てとれた。普段通りのキャッチボールができていないのだ。でもここは、あえて監督もコーチもなにも言わなかった。なぜか・・・それは、勝負を意識して、初めて勝たなきゃって思った選手たちに注意はしなかった、いやできなかったのかもしれない。それだけの緊張感だった。初戦の勝利は、そんな余裕もなくあっという間に試合が終わった気がする。あらたな感覚を選手たちは味わったことだろう。さて、試合の内容は、じゃんけんに勝って後攻をとる。これはTボールでは鉄則だ。あとの攻撃が残っているというのは、やはり精神的に追い込まれないという気持ちになれるし、ベンチワークにも余裕ができる。しかし、初回からミスが出る。レッドソックスにそこをつけこまれ2点の失点。さあ「ジュニジャン」の攻撃、今回は初戦・2戦目からガラっと打順を入れ替えた。要所に足の速い選手を入れてかきまわす戦法、そしてランナーをためて相手にプレッシャーをかける。まだまだ、外野の頭を抜くような打球を打てる選手はいないので、内野のあいだや外野の前に鋭い当たりを打つように、心がけたことが奏功し、点を加えていく。1回、2回と集中して加点し、9点をもぎとる。ところがレッドソックスに追い上げられ時間的にも最終回となる4回表の時点で9-6の3点差、1点をとられなおツーアウト2、3塁、一打同点のピンチ。後ろでは今大会最多のギャラリーが応援にきて悲鳴とも思える歓声をあげている。Aチームの先輩も応援している中、最後はショートゴロを落ち着いてりゅうのすけがさばきファーストでアウトにして試合終了!!今日はショートゴロが多かった~ 

あの緊張感の中、よくファーストにしっかり投げ切れたし、ファーストはやても少し低めのボールをグローブを下から出してよく捕った。そのほかの選手たちも試合終了が分かると大はしゃぎ、親も大はしゃぎ、でもここで冷静にコーチが整列を促す。話はそれるが、大リーグでは「アンリトン・ルール」(※ルールブックに書かれていないルール)というのがあり、負けたチームの前で必要以上に騒がないとか、ホームランを打ってガッツポーズをしてはいけないとか、とにかく相手を尊重することは、教えていかないといけないなと、はしゃいでいる自分に言い聞かせる。

勝つことだけが野球ではないということを、掲げていくチーム「礼儀」「道具を大切にする」「楽しく野球をする」を目指していこう!まっとにかく公式戦2勝目、そしてグループ2位おめでとう!!