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南長津田ジュニアジャイアンツ0000
玉輿芹が谷クラブ3210
悔しい気持ちを忘れるなよ!

YBBL大会の良いところは、敗者復活戦があり、初戦に負けても次につながる可能性があること。その敗者復活戦が初戦と同じ清水ヶ丘グラウンドで行われた。相手は、港南区の「玉輿芹が谷クラブ」さん。

 

先攻で試合は始まった。やはり、先制して相手チームの動揺を誘いたいところ、今のJGはジャンケンに勝ったら先攻を選ぶ。

相手チームの投手は緩急をうまく使ってくる。コントロールも悪くない。1番しゅんはなんとか塁に出たいところだったが、初球を見逃し2球目をファール、そして3球目の高めのつり球に手が出てしまい、平凡なファーストフライ、2番あやのはバックネットへのファールでタイミングが合っているところを見せるも三振に倒れる。3番しゅんたが粘って四球を選び、4番のけいすけにつなぐ。このつなぐ気持ちが大切、これから試合を重ねてどんどん打てるようになっても次につなぐ気持ちを忘れないでほしい。それがチームだと思う。けいすけはスリーボールツーストライクとフルカウントまで粘るも、ライト前へのフライ、最後はライトの選手がグローブを下にしてつかんだ。本当に野球はこの一球が大きい。ここではじいていたら、試合の流れができるのだ。たらればは禁物と言うが、初回の先制点はそれだけ大きいものになる。

初回の裏、先発はエースけいすけが登板。相手の1番バッターはサードを守るキャプテンの選手。いかにも打ちそうなたたずまい。しかし、ひっかけてしまいサードへのゴロとなる。JGの内野陣はセカンド、サード、ショートが3年生、サードはそうた。まだ入団して1ヵ月も経たない、試合に出るのも3試合目という中、俊足の1番打者を見事に刺したのである。ワンアウト。続く2番打者を三振に打ち取る。ツーアウト。おっ!これは3者凡退で0点も・・・と期待が膨らむ。

しかし、玉輿芹が谷クラブの中軸がそれを許してくれない。ここでけいすけは見逃しでツーストライクと追い込む。だが、落とし穴があった。3球勝負でいったボールをライトに打たれてしまう。

試合後のミーティングでも監督から反省点として出ていたが、慌てることはなかった。その後ヒットを続けられ、3点を失ってしまう。惜しかったーーー。けいすけーしょうたバッテリーもいい配球の勉強になっただろう。2回表、3点を追うJGは5番しょうたから、しょうたには緩急があるから、どちらかに絞って追い込まれるまでは狙っていけとアドバイスをしていた。その初球、思い切りバットを振る。緩いボールだった。ただ、少しアウトコース寄りのボール球だった。積極的な姿勢はよかったが、キャッチャーフライに。6番ひろとはしっかり構えて集中、ツーボールワンストライクのバッティングカウントに持っていき、続く4球目をフルスイングやや差し込まれたが高いバウンドのセカンドゴロ。次に期待を感じさせる振りだった。7番げんきは初球から積極的に振っていき、そしてボールに対してしっかりと踏み出し、2球バックネットへのファールタイミングは合っている。そして4球目は高めのボール球を思い切り振っての三振だった。

2回の裏も三振とショートフライでツーアウトまでいくもののちょっとしたミスもあり2点を加えられる。2回を終わって0-5、まだまだいける。そんなことを感じさせてくれる選手たちだった。それはグラウンドにいる9人だけじゃなく、ベンチやコーチャーボックスで声を張り上げるかえでが一番といっても過言ではないほどの気持ちが伝わってきた。3回表は8番そうたから始まる。徐々にスピードも上がってきた相手投手の直球に対して3球三振、最後のボールはフルスイング、後ろから見ていてタイミングは合っていた。続く9番ゆうまは構えてからの打つ準備が出来てきている。2球目にファールを放つも、最後は速球にバットが出なかった。これまでしゅんたの四球のみ、1番しゅんもゆるい球を打たされてしまいショートゴロ。完璧に3回を抑え込まれてしまった。

3回裏をなんとか0点に抑えて次の回にという思いだった。

2巡目の打線は、合わせてきた。先頭打者の右中間へのヒット、「抜かれる」と思ったがセンターげんきが猛ダッシュで追いついてワンヒットで抑える。これはG☆K的には大きな進歩だと思った。中継にしっかりとした返球をしていた。できることをひとつずつ増やしていく。大事なことだ。

けいすけの投球数が70球に近づき疲れが見える。四球からピンチを広げ、バッテリーエラーなども続いてしまいあっという間に5点を取られサヨナラコールド負けとなってしまった。うーーん残念。

次の回にはクリーンナップにまわるところだっただけに少し悔いが残った。次のステップにすすむためには、自分自身でできることをすること。全体練習がなかなかできない中で、頑張っていこうJGキッズ!!

 

対戦していただいた「玉輿芹が谷クラブ」さんありがとうございました。

 

【勝手にMVP】

ベンチやコーチャーボックスで大きな声を出し、裏方に集中して徹していた「かえで」