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南長津田ジュニアジャイアンツ2024
白根ファイターズ1111×22
本日2試合目!!

昨年から参戦しているYBBL大会に本年もエントリーして臨んだ1回戦の相手は旭区の「白根ファイターズ」さん、初対戦である。会場は南区の清水ヶ丘公園。緑豊かな高台にあるグラウンドである。

この試合では、結果はもちろん、一番気をつけなければならないのは暑さ対策、低学年の多いJGではダブルヘッダーというのは初めての経験である。しっかりとした水分補給、体調管理をする必要がある。保護者のみなさまの協力で一人ひとりに目を配ってくださり体調を崩す選手(大人も)が出なかったのはホントに感謝である。

 

さて、試合だが先攻のJGは先頭のふうやが1番らしく四球を選んで出塁する。盗塁をしたいところだが、キャッチャーの肩がよくなかなか走れない。ここは2番しゅんに自由に打たせた。フラフラっと上がったファースト後方へのフライはポテンヒットとなり無死1、2塁のチャンス。ラッキーだった。ここで3番しょうた、ここはキャッチャーへのファールフライ。でも初球からフルスイング初球はファールだったが積極的なバッティングはこれまでになかなか見られなかった光景だ。1ボール1ストライクのあとの3球目をこれもフルスイングしたが、キャッチャーへのファールフライでワンアウト。ここで4番けいすけ、午前中の長津田クラブ戦ではいい当たりもあったが

相手の堅い守備に阻まれ悔しい思いをしていただけに6年生として主将としての意地があった。

ワンボールからの甘く入ったボールを見逃さずレフトオーバーのツーベース!2塁からふうや、1塁からしゅんが生還して2点の先制点をあげる。続く5番ひろと、パワーヒッターである。ここまではボールを少し怖がってしまっていたが、この打席では積極性が出ていた。初球からスイング、ボールから逃げずに一塁側にライナーのファール、もう半テンポ早ければ右中間を抜けるような当たりだっただろう。ボールも見極め、3球目も同様のファールを放つ。結果はフルスイングしての三振だった。6番げんきはファール、見逃しと追い込まれるもここからボール球を3球振らず、スリーボールツーストライクまで粘る。ここで相手ピッチャーも力のこもったストレート、結果は三振だった。しかし、ここで注目したいのは、2人ともボールの見極めができていたこと。しっかりと見送ったこと。来たボールを全部振るということじゃなく、ボールは振らない。これが大切なのだ。話は少し脱線するが、あるときG☆Kがベイスターズの野球教室に参加したときに、あの宮崎選手が「見逃すのも練習です」と言っていたのを思い出した。。。話を試合に戻そう。

1回裏の守備、けいすけーふうやのバッテリー、午前の試合とは逆である。先頭打者を四球で出塁を許し、すかさず盗塁、無死2塁。ここで相手チームは固く送りバントをセーフティ気味に仕掛けてくる。けいすけが落ち着いてファーストに送球。アウトを取ったが、きわどかったジャッジになったところをファーストしょうたが少し気にしてしまったスキをついてセカンドランナーがホームを狙う。あわててしょうたが本塁へ送球するも間に合わず1点を返される。

勢いのついた白根ファイターズ打線は、けいすけのスピードボールにも振り負けないいいスイングをしていた。しかもセンター中心に打ち返してくる。4年生が多いチームとも聞いていたが、思い切りのいいスイングをしていた。これはすごく刺激になった。この試合の監督代行をつとめたG☆Kの内外野の守備位置の指示や、監督としての経験不足もあり、選手たちが戸惑ったこともあったかもしれない。1回裏に11点の猛攻で一気に点差を広げられてしまった。しかし、センターげんきを中心にレフトゆうまライトひろとは、猛暑の中、必死にボールを追いかけ、中継のしゅん、あやのに返球していた。余計な塁を与えることはしていなかったことは、これまで練習してきた成果であると感じた。2回表は7番ゆうまからやはり積極的に振りにいく。ツーストライクと追い込まれるも、次の一球は振らせようとするボール球、そのボールを振らなかった。先ほども言ったが、3、4年生たちのバッティングに「なんでも振る」から「ボールは振らない」といった意識が出てきたのであろう。技術的には少しずつではあるがトップができてきたと感じている。

続く8番しゅんたもスリーツーと粘ったものの三振、9番あやのは1試合目同様、ボールから逃げずにピッチャーフライだった。2回は0点に終わった。

2回裏、さすがのけいすけも2試合目、そして球数も投げていたので途中で新戦力のしゅんたをマウンドへ、未知数だったが以前にピッチャーをしていたこともあったので、事前に話もしていた。

四球と適時打で点は取られたものの、これから練習すれば主戦で投げられると確信した。ワンアウトを取ったところでもう一人の5年生しょうたが登板。あいかわずコントロールよく投げ、四死球は0、打たれてしまったが3失点で凌いだ。しかしこの回も11点を献上。2-22と大量リード

を許してしまう。そして規定だと最終回になる3回表、先頭バッターはこの打席が最終打席となるふうや、今日のふうやはすべての打席で出塁しておりその内、1試合目の唯一の得点、この試合でも本塁まで還ってきている。さあ、期待して見守る。早々にツーストライクと追い込まれてしまう。ファールで粘り、4球目低めのボール球に手が出てしまいさんしーんと思いきや、キャッチャーが後逸。なんと持っているのであろう。この2試合で4打席4出塁とJGとしての最後の試合に負けてはしまったがラッキーボーイとなるところはさすがです!

そして、盗塁とWPで3塁へ、続くしゅんのショートゴロの送球間に、スタート!そしてホームイン!1点を返す。ツーアウトとなるも4番けいすけ、次打者はこちらも新戦力のそうた、まわしてほしい。そんな思いに主将は応えた。左中間を深々と破るランニングホームランをかっ飛ばしたのである。文字通り全員野球、最後の打者となってしまったがそうたが打席に立つことができた。

 

結果はともあれ、この酷暑の中、みんながんばった。

 

白根ファイターズさんと対戦して見習ってほしいところがあった。相手ベンチでは、ランナーが出ると今誰がボールを持っているか、全員が大きな声を出して教えてあげていたこと。ゴー、バックの声を出していたこと。それとみんながしっかりとセンター返しをしていたこと。

白根ファイターズさんの素晴らしいところだと思った。本日はありがとうございました。

そして暑い中、JG応援団のみなさま熱い応援ありがとうございました。

※Eさん、試合時間が早まってしまい、すでに来ていただいたときには終わってしまっていました。すみませんでした。またお待ちしております。

 

【勝手にMVP】4点の内、1ホーマー3打点の「けいすけ」