長津田地区リーグ  対　長津田クラブ (2020/8/30 10:00 十日市場グラウンド)

長津田地区リーグ、対戦相手は同じ小学校グラウンドで練習をしている長津田クラブ。学校でも顔を合わせる選手も数多くいるチーム。

試合が始まった。先攻を選んだＪＧは初回に果敢な走塁で攻める。１番ふうやが出塁し俊足を生かし２盗、３盗でチャンスを広げる。3番しょうたのときにワイルドピッチで生還、幸先のいいスタートを切る。続くしょうたが四球を選び、ここでも盗塁で仕掛ける。そして3塁にすすみ４番けいすけの当たりはジャストミート、しかし前進していたショートの正面に飛んでしまった。3塁ランナーしょうたが本塁で憤死。少しでも左右に飛んでいれば内野が前進していた分、完全に抜けていた、それだけ強い当たりだった。んー残念。まだチャンスは続く。ここで5番ひろと、積極的なスイングで結果は三振だったが、次に期待を持たせるような力強いスイングだった。ＪＧの先発ピッチャーはふうや、けいすけとの６年生バッテリー。今日のふうやはコントロールがいつものような精度が見られない。先頭に四球、少しボールが浮いているように見える。緊張もあるのだろうか。というのも今日がふうやにとってＪＧを一旦離れる節目の試合だからだ。その後、上位打線に連打を許して7点を取られてしまうものの、この回の３つのアウトは内野手でしっかりと取れたこと、特に３年生の新加入でサードを守ったそうたがサードフライを捕り、セカンドあやのがゴロアウトを取った。低学年の選手が緊張する試合で、アウトを取るというのは自信になる。今後に生かしてほしい。2回表のＪＧは6番げんき、7番ゆうま、8番そうただったが、それぞれが今できるフルスイングをしていた。高学年が投げる、しかもサウスポーとの対戦だった。結果は三振だったが、これからの練習でたくさんバットを振ってたくさんボールを打って、試合で打てるようになろう！絶対にできるよ！2回裏はふうやの投球も落ち着きを見せた。しかし守備の乱れから４点を取られ１－１１となる。このままでは、３回でコールドになってしまう。先頭の９番あやのは、これまでボールを怖がってしまうシーンが見られたが、この打席は違った。しっかりと足を投手方向に踏み出し振っていた。結果はいい当たりのショートゴロ、惜しかった。ふうやはショートへの内野安打でまたまた出塁、牽制悪送球で進塁。そして３盗、２番しゅんのところで、代打新加入のしゅんた、惜しくも三振してしまったが、５年生らしい力強いスイングは、間違いなく戦力になることを確信した。３番しょうたは粘って四球でつなぐ。ここで４番けいすけ、少し力んでしまったか、レフト前へ高いフライが上がる。ランナーは一斉にスタート、落ちるかーーー、落ちたら２走者が還るところだ。

しかし、ショートがうまく回り込んでキャッチ。ゲームセット！

いいプレーも随所に見られた。可能性しかないＪＧの今後に期待あれ！！

最後になるが、直前にケガをしてしまったかえでは、できることを必死に取り組んでいた。ベンチで声を出して仲間を励まし、コーチャーに行き、ボールボーイをしてチームに貢献していた。

【勝手にＭＶＰ】唯一の得点と粘りのピッチングを見せた「ふうや」