1234TOTAL
元宮ファイターズ14106
南長津田ジュニアジャイアンツ00303
決戦前は小雨がパラつく曇天だった。

YBBL第2代表決定戦は、1試合目に行われている元宮ファイターズ×磯子クラブとの勝者との戦い。熱戦を繰り広げている横でアップを始める。小雨もあがり、いよいよ前の試合も大詰め、元宮ファイターズが10ー4で磯子クラブを敗り相手チームが決まった。

試合が始まった。
先発ははまそう、ボールは走っている。しかし、相手の強力打線の核弾頭1番バッターが粘る、カットして球数を投げさせる。たまらず8球目に死球。しかし、インコースを突くのは今後に向けて攻めてる証拠。悪くない。すかさず2盗、2番は送りバントをスリーバントで一死2塁、その後、3盗で一死3塁に。前の試合を見ていたときから元宮ファイターズは徹底的に第2リードをギリギリまで大きくとって打者はいわゆる「たたき」という軟式野球特有の戦法をとってきていた。打者は必ず転がす、そしてゴロゴー。ほぼギャンブルスタートだ。この場面もきっちりとセカンドゴロを転がし、1点を取られてしまう。しかし、次打者の4番打者を3球三振とやはり、はまそうのボールは悪くない。その裏、いきなり先頭のしょうたがショートの頭上を越えるレフト前ヒット、続くえいすけがよく選んで四球、そしてはまそうの当たりはレフト線に上がったが、惜しくもレフトが好捕。続くあおそうもいい当たりだったがショートへの強いゴロに!6-4-3とわたり、チャンスをものにできなかった。JGがこれまで勝ってきたパターン。守備からリズムをつくってクリーンナップを中心とした打線につなげるということを逆に相手チームにやられてしまった。でも、まだ序盤だ!これからだ!しかし、思いとは裏腹に2回に少し守備にほころびが出てしまい
、そして1番からの三連打などで4点を奪われてしまう。さらに1点を追加されて0-6とリードされた3回裏、元宮ファイターズは1試合をしたあとということもあり、投手を小刻みに代えてくる。投手交代での緩急をつけてくる。しかし、りゅうのすけが死球、バッテリーエラーで2塁にすすみ上位打線につなげる。えいすけ、はまそうが四球で満塁、あおそうのショートへの高いゴロをうまくさばかれアウトを取られたが、その間にまずは1点、はやてが粘って四球、そして途中出場のけいすけが、投手交代後の初球を2点タイムリー!3-6と追い上げる。続くれいはカットで粘るも、サードゴロでチェンジ。
4回の表の元宮ファイターズの攻撃を内野ゴロ3つを確実にアウトを取り、最終回となる4回の裏、3点差はワンチャンスで返せる。先頭たけはるも続くりゅうのすけの当たりも捉えた当たりだったが、相手セカンドの好守に阻まれツーアウト、惜しいところだ。そしてしょうた、ここでまたもピッチャー交代。目まぐるしく代えてくる投手陣、最後はセンターへのフライで万事休す。JGのYBBLでの本大会挑戦はここで終わってしまった。しかし、これだけのゲームを13人という少ないメンバーで戦ってきたことは、自信にしてほしい。ケガが少なかったのも素晴らしいことだ。残りあと数ヶ月のJGでの活動を悔いなくがんばろう。よくがんばったJGキッズ!