南長津田ジュニアジャイアンツ
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ポップアスリートカップ 決勝 対 戸塚アイアンボンドス (2019/9/14 14:00 上品濃グラウンド)
1
2
3
4
5
6
TOTAL
南長津田ジュニアジャイアンツ
0
1
0
0
0
0
1
戸塚アイアンボンドス
1
2
2
0
2
×
7
関東クライマックスシリーズに参戦するには超えなければいけない山がある。
それが「戸塚アイアンボンドス」
総勢40名〜50名はいるだろうか、人数だけ見ても迫力のあるチーム、もちろん実力も事前情報として入っているだけでも、ほとんど負けていない。
こういう格上の相手には、先制点が重要で敢えて動いていく必要がある。それは初回から実践した。先頭しょうた、2番えいすけは早いカウントから相手投手の緩急があり、コントロールの良いボールにアジャストする。いい当たりがレフトを襲うも打球が正面をつく。結果的にツーアウトだが、積極的な気持ちの表れであり、後続打者に勇気を与える打球だった。そして3番のはまそうはセンターへのヒットで出塁。ここで、はまそうを走らせ、ワンボールツーストライクと追い込まれていたあおそうとのランエンドヒットを敢行、見事にあおそうがライト線を抜ける当たりを放つ。打球はゴロでフェンスに到達した。走っていた俊足はまそうは一気にホームを狙う。コーチャーもグルグルと手を回す。しかしだ、そこは相手のホームグラウンド、よく鍛えられている外内野の中継はラインも完璧、ホームへの送球はやや逸れたもののタッチアウト。チャンスをものにできなかった。相手にとっては流れを止めるビッグプレーだった。
その裏、先頭に先発しょうたが珍しく四球を出すも2番、3番を打たせてとりツーアウト、落ち着いてきた。と思った矢先、相手の4番打者が火の出るようなセンターへのライナー、そのままはまそうの頭上を越えるツーベースで先制点を許してしまう。次打者にもレフト前に打たれ、死球で満塁のピンチは続く。ここを抑える抑えないで試合が決まってしまうところ。さすがのしょうたは、そのピンチをライトたけはるへのフライで最少失点にとどめる。そして2回、先頭はやてがレフトオーバーのツーベース、やはり打てるという流れは、初回から続いている。無死2塁でたけはるやや三遊間よりで前方のゴロ、はやてが第2リードで出ていたところを躊躇なくサードがセカンドへ、んータッチアウト。たけはるが1塁に残りワンアウト、続くれいが2球目を強振、サードへの強い打球、サードが捕れずうしろに逸らす。けいすけも内野安打で続いて、一死満塁の絶好のチャンス。ここでもベンチは動く。見応えのある攻防だった。バッターはりゅうのすけ、初球はバントの構えで見送りストライク、2球目は、バッテリーが外してくる。3球目は見極めてボール、ツーボールワンストライク。ここで「きたー」伝家の宝刀、スクイズをりゅうのすけがきっちりと決めた。たけはるのスタートも良く、満塁でのスクイズによって同点に追いついた。ここでのベンチの読み合いは観てて面白かった。
2回は下位打線からだったが、アイアンボンドスの打者はしっかりと逆方向に強い当たりを打ってくる。ヒットを重ねられて2点、3回にも追加点を入れられ、1-5とリードを許す。一方JG打線は相手投手の巧みな投球に連打を許してもらえず、どうしても点を返せない。序盤から続く走塁ミスも痛かった。
だが、見せ場はつくった。りゅうのすけの忍者のようなジャンピングキャッチでゲッツーをとり、はやてはファールゾーンに上がった小フライにダイビング、ミットの先にボールがおさまったナイスキャーッチ!そして最後はしょうた→りゅうのすけ→はやての完璧な中継プレーによるホームでの補殺!JGらしいプレーを見せてくれた。そして、最終回となる6回表はまそうが内野安打で出塁、続くあおそうが死球まだまだあきらめないJG。しかし続くはやては粘るもファーストフライ、代打がくもボールを見極め粘りを見せるも、代わった左の本格派投手に三振を奪われてしまう。そしてれいのファーストフライで万事休す。
負け惜しみではなく点差ほどの違いは感じられなかった。また、戦いたいと思った。抜け目なく隙のないチームというのは間違いない。見習わなければならないところもたくさんあった。
次に戦える可能性があるのはYBBL大会、もう一度挑戦したい!がんばれJGキッズ!
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