1234567TOTAL
南長津田ジュニアジャイアンツ21001037
元宮ファイターズ00010023
鶴見の強豪チーム「元宮ファイターズ」戦。積極的なバッティング、力強いスイングが際立つ、特に打力に力のあるチームとの一戦は、何点あっても気が抜けない緊張感のあるゲームとなった。

【勝手にMVP】先制打と駄目押し打を放ち、守備では抜けたら試合を左右する左中間の当たりを好捕した「はまそう」と97球という気迫のこもった粘投で強力打線を散発4安打に抑え、打っても初回の先頭打者で相手投手の出鼻をくじくレフトオーバーのツーベースを放った「しょうた」

先攻はJG、試合の流れをつくるためにも大事な初回、そして先頭バッターはしょうた。元宮ファイターズの投手はスピード、緩急、コントロールすべてにおいてまとまっている好投手。野球センスがあるなというイメージ。

その、2球目だった。真芯をくったあたりはグングンと伸び、レフトの頭上を遥かに越えるツーベース。出鼻をくじくには十分な当たりだった。その後、はまそうの痛烈なセンター前タイムリーヒットで先制をあげる。さらに1点を加え、幸先のいいスタートをきった。2回にもたけはる、けいすけの連打からチャンスを広げ1点、着実に点数を重ねるが、元宮ファイターズの各打者は思い切りのよい鋭い振りで、初球から積極的にガンガン振ってくる。打球が正面をついたり、ツキもあったが、それぞれがしっかり守っていた。しかし点差があっても怖さを感じた。そんな打線だった。4-1でリードして迎えた5回裏の守り、二死2、3塁のピンチを迎える。3番バッターの2球目の振り切った快心の当たりは一直線に左中間を破るかというものすごい打球、センターはまそうが追った、地面すれすれで伸ばしたグラブに!「捕ったーー!!」ビッグプレーだった。この打球が抜けていれば、当然2点は返され、あの当たりならランニングホームランもありえたところだった。横浜市大会で少し守備で悔しい思いをしていたはまそうのビッグプレーは本人もうれしかったことだろう。応援団も大騒ぎとなった。

このワンプレーは試合の流れをJGに引き戻し、最終回に2点は返されるものの、しょうたの粘投もあり、見事に7-3で勝利したのであった。試合を通じて相手の強さを感じた点もあった。4番あおそうの痛烈なサードゴロに反応良くダイビングキャッチして素早くセカンドに投げダブルプレーを成功するなど随所に、レベルの高さを垣間見た。さあ次の試合もがんばろうJGキッズ!