12345TOTAL
妻田ブルーフォックス000000
南長津田ジュニアジャイアンツ10007
厚木杯の冠とったどー!!

【勝手にMVP】 試合を決定づける2ランホームランを放った「えいすけ」

決戦がジリジリと照りつける太陽の下、いよいよ始まった。

厚木杯に参戦してから、初めての決勝戦。浮足立っているのかと思いきや、まったくそのようなところが見えない。試合を重ねていくたびに、それぞれの選手が成長をしているのか、先発のそうた(は)は初回をファーストゴロ、2連続三振というこれ以上ない立ち上がりを見せる。

打線は先頭しょうたがいきなりセンター前にクリーンヒットを放ち、続くえいすけが四球、そうた(は)がレフトにタイムリーヒット、電光石火の如く1点を先制した。しかし、その後たけはるのレフトライナーにそうた(は)が飛び出してしまいダブルプレーで1点止まり。その後もヒットは出るが拙攻が続くいやな展開。いい当たりが正面をつく不運もありなかなか点が入らない。1-0のまま5回裏を迎える。球数制限のある今大会、JGのそうた(は)はストライク先行で5回表を投げ切り60球あまりだったが、この試合でもJGは相手先発投手に球数を投げさせ、5回裏に投手交代となった。これまで打ちあぐねていたが、代わった投手から先頭しょうたがDBで出塁後スチールで無死2塁、バッターはえいすけ、ここは勝負だ。ベンチと選手の意思疎通もできている。4球目だった。振りぬいた打球は右中間を深々と破るランニングホームランに!ここから打線がつながり、はやて、れいの連打、けいすけの四球でランナーをためてりゅうのすけのライト前のクリーンヒットでサヨナラコールド勝ちを決めた。見事にそうた(は)は1安打の完封勝利、厚木杯の優勝という最高の結果に花を添えた。「えっ!優勝?」応援席もサヨナラコールドという終わり方に訳が分からず喜ぶタイミングを失い、少ししてから「優勝だ優勝だ!!」と大盛り上がり、もちろん選手たちも最後の挨拶を終え、喜びを爆発させた。ひとつの大きな目標としていた厚木杯の優勝というものを手にしてみんなの笑顔がそこにあった。40チームの頂点に立ち、長い戦いが終わったが、試合を通じて成長させてもらった大会であった。毎回であるが、相手チームから学ぶべきことが多かった。それを吸収してよく戦った。素晴らしい優勝だった。表彰式を見ていて優勝旗を受け取るそうた(は)を見ていて、こみ上げるものがあった。それはこれまで対戦してきた各チームに対する感謝でもある。選手たちはこの優勝を自信にしてほしい。また勝者がいるということは、そこに敗者がいることを忘れずにこれからも謙虚に頑張ってほしい。

いずれにしても今日は喜んでいいぞみんな!おめでとうJGキッズ!