123456TOTAL
天屋ビーバーズ0000011
南長津田ジュニアジャイアンツ03010×4
第53回横浜市少年野球大会2回戦は神奈川区の強豪「天屋ビーバーズ」前の試合を観たが、長身の右腕は投げおろすストレートが威力十分の本格派投手。打撃もクリーンナップは大型な長距離砲が並び、こわい打線だ。
連打は望めない。やるべきことをしっかりとやることが重要だ。
さあ、試合が始まった。JGは後攻、先発しょうたは1番2番を三振にきってとる上々の立ち上がり。しかし、3番バッターには甘く入ってしまい三遊間を痛烈に破られる。決して大振りはしてこない。先に長距離砲と例えたが、コンパクトなスイングは逆に脅威をおぼえた。続く4番バッターの時にエンドランを仕掛けてくる。これも、コンパクトなスイングで右へ、セカンドけいすけがスチールのために動いた、そこへ打球が飛ぶ見事な打撃で、一転二死1、3塁のピンチを迎える。やはり、素晴らしいバッティングだった。ここで、1点取られるか取られないかで大きくゲームを左右するところ、ここでしょうたのコントロールが冴え渡る。アウトローにバシーっと決めてスイングアウト三球三振で切り抜け初回のツーアウトからのピンチを凌ぐことができた。
さて、打線の方だが高めのボールをどう見極めるかがポイントになった。今日はそれができていたのと、全力疾走という基本ができていたのが大きかった。2回裏の先制点は、ボールを見極めて四球でチャンスを広げて満塁。ここで、しょうたが値千金の右中間走者一掃の2塁打を放った。3-0と主導権を握る。その後もチャンスがあったが、追加点が奪えない。4回けいすけのショートゴロは送球がバウンドしてファーストが少しグローブからボールを落としてしまう。すぐに拾うが、ここで前述した全力疾走が生きる。判定はセーフ!ここから始まった。諦めて走っていたら、拾われてアウトのタイミングだった。最後はパスボールで、これも三塁ランナーだったりゅうのすけの好走塁でホームイン、なんとか1点を加えることができた。この1点は大きかった。
そして最終回、しょうたは先頭から始まる相手打線をピッチャーゴロ、サードゴロと簡単に二死を奪う。しかし、天屋ビーバーズの3番打者が目の覚めるような弾丸ライナーでセンターの頭上を越えるランニングホームラン!すごい当たりだった。敵ながらあっぱれだった。ここで、少し動揺したしょうたは2連続四球とピンチを広げる。しかも「天屋ビーバーズ」はここで果敢に重盗を決めてくる。鍛えられてるチームだとほんとに感じた。
しかし、これまでも流れが相手チームにいついってもおかしくない展開をしょうたは落ち着いて投げてきた。途中には審判からフォームについて注意を受けて、セットポジションに試合中に変えるなどの柔軟さを見せた。そして最後の打者をピッチャーゴロで抑え、猛追をきることができゲームセット!しょうたのピッチングもさることながら、今日は堅い守りで勝利をものにした。最近お休みしていた勝手にMVPは文句なしで「しょうた」
天屋ビーバーズさん、対戦ありがとうございました。次戦は「丸山台少年野球部」上部大会で楽に勝たせてくれるチームなんかない。胸を借りるつもりで、やれることをしっかりと確実にプレーしていくこと。全力疾走の大切さを胸に頑張れJGキッズ!

【勝手にMVP】満塁のチャンスに走者一掃のタイムリーツーベースを打った「しょうた」