123456TOTAL
東高森リトルベアーズ1010114
南長津田ジュニアジャイアンツ21020×5
厚木杯、準決勝!相手チームは伊勢原の強豪「東高森リトルベアーズ」長雨の影響もあり、大会運営の方や相手チームの協力もあり、ナイターでこの試合が実現した。感謝である。
先発は、そうた(は)。昨日からの連投になるが、サウスポーエースに期待して、試合前にも声をかけて気合を入れる。
立ち上がり、連投の疲れもあるのか、ボールにスピード感がない。四球、ヒットで1点を先制されてしまう、なによりファールで球数を投げさせられ1回だけで33球を投じる苦しい展開。球数制限は70球、1回だけで半分を投げてしまったことになる。しかし、最後はショートしょうたがボールをファンブルしたが、そのあとを落ち着いた判断で、サードランナーを三本間で挟み最少失点で凌くことができた。こういうプレーは大きい。ずるずるといかないことが大切だ。その裏にしょうた四球、えいすけのレフト線のツーベースでしょうたが一塁から長躯ホームイン。6球で追いつくことで流れを引き戻した。そうた(は)悪いなりに、2回以降立ち直り、球数も少なく試合をつくる。攻めても、2回にたけはるが、会心の左中間ツーベースを放つ。ボールはやや高めの甘いボールだったが、きれいなフォームでバットの軌道もすばらしかった。1番しょうたも続き、一死一、三塁。すかさず盗塁で一死二、三塁。ここで、伝家の宝刀えいすけのスクイズが決まり、3-1とリードを広げる。そんなに大量得点を望めない相手と考えた作戦だった。
一点を争う好ゲーム、4回までで65球を投げたそうた(は)を5回からしゅうまにスイッチ、先頭打者をライトフライと上々の立ち上がり、このあたりからナイター照明が点灯し、慣れないコンディションもあり、普段の投球ができなくなる。四球が続く。際どいボールだが、ファースト側に体が流れてしまう、悪い時のしゅうまのフォームだった。そこで監督は一度ライトに退いていたそうた(は)をもう一度マウンドへ、球数から打者一人だけのワンポイントとしての起用だ。見事に期待に応え、ファーストフライで役目を果たす。そして、再度しゅうまをマウンどに戻す、執念の采配。しゅうまはピンチをピッチャーフライを打たせる。自分が捕るんだという気概が見られた。これでチェンジ、この時点で5-3。しびれる展開だ。追加点は取れず最終回の6回を迎える。先頭に四球を与えたところで、横浜市大会で完投していたエースしょうたを起用。次打者はサード前のボテボテの当たり、これをサードれいがうまくファーストへ送球、ワンアウト、次打者はキャッチャーはやてへの小フライ、これをがっちり捕ってツーアウト2塁、あと一人だ、がんばれしょうた!と願うベンチ、そして応援席!しかし、ここで東高森リトルベアーズの意地、三遊間を抜ける強いヒットで1点を返される。5-4でツーアウト2塁のピンチは続く。最後の3番バッターはここまで、2打数1ツーベース1四球と当たっている。明らかに疲れているしょうただったが気持ちの入った2球目のストレートを打ち返すと痛烈なサードゴロ、れいがしっかりと体で止め、ファーストに落ち着いて送球!「アウトー!」
ゲームセット。そして厚木杯の決勝進出が決まった瞬間だった。お互い全力を尽くした試合は、まさに死闘だった。
東高森リトルベアーズさん、対戦ありがとうございました。
決勝もこれまで戦ったチームの分まで、がんばろうJGキッズ!

【勝手にMVP】5得点の内2得点と貢献、会心の左中間ツーベースを放った「たけはる」