全日本学童野球大会予選会  代表決定戦 対　鴨居ファイターズ (2019/3/10 15:00 森の台グラウンド)

ついに決勝戦の火ぶたが切られた。鴨居ファイターズとの試合は、緊迫したゲーム展開となった。鴨居ファイターズは昨年の5年生大会の覇者。強敵だ！！

毎試合、鬼門になる初回を簡単にツーアウト、四球を出すものの4番をショートゴロでスリーアウトチェンジ！しょうたの立ち上がりが、カギだったがここを０点に。さあ、その裏の攻撃、先頭しょうたが、センター前ヒットで出塁！JGの先制パターンに持っていけるか。ここで2番れいがしっかりと送る。本来であれば盗塁してからの送りバントなんだが、なにせ相手キャッチャーのキャノン砲がすごい。なかなか走れる雰囲気ではなかった。その後、えいすけがレフト前ヒット、ツーアウトになるが、ここで5番そうた（あ）がレフトへの2点タイムリーヒーット！！前の試合の最終打席でホームランを放っていて、いいイメージができているのだろう！！貴重な先取点だった。

しかし、鴨居ファイターズの各打者の振りは鋭く、2回に１点、3回に１点と着実に追いつかれていく。4回そうた（は）の内野安打からすかさず盗塁、ちなみに鴨居ファイターズのピッチャーはキャッチャーでキャノン砲を見せていた選手。スピードがあり、なかなか打つのが難しい。けいすけがここでしっかりと送りバントを決め、ワンアウト3塁のチャンスを迎える。8番しゅうまがワンアウト3塁のチャンスで値千金のスクイズを決める！スモールベースボールをしっかりとできている。守っては再三の外野への強く鋭い当たりを、センターしゅうまが右へ左への素早い動きでナイスキャッチし、レフトえいすけは背走してダイビングキャッチの大ファインプレーを魅せてくれる。内野もりゅうのすけ、けいすけの2遊間が特に軽快なプレーでピンチの芽を摘む。最大のピンチは5回表だった。点差はわずか1点。ミスからランナーを出しワンアウト3塁のピンチ。これまでリードはしているものの、鴨居ファイターズも鍛えられた守備で好プレーを連発していたので少し嫌な流れだった。絶好のチャンスで相手の2番打者ここはスクイズを狙ってくるところだ。初球ファール・・・打ってきた。確かに左打者でスクイズは出しにくい。打ってくると見せかけての次のボールだった。バッターはスクイズの構え、するとしょうたがランナーが走るのを見てボールを高めに投げる。それにはやても反応して立ち上がる。バッターも必死に食らいつきバットに当てたが、フラフラっとはやてのミットに収まる。すぐさまサードに送球、ダブルプレー！！この嫌な流れを断ち切り、０点で抑えるビッグプレーだった。そして6回に１点を加え、4ー2で迎えた最終回。いよいよその時がやってきた。サードゴロをれいがファーストに送球「アウトー！！」歓喜の瞬間だった！！最高の瞬間だった！！