前回の独り言で少し触れたが、今年のJG合宿は例年の合宿とは様相がちがうことになった。
しかし、子供たちが楽しみにしていることに変わりはない。楽しみとはなんだろうと考えたときに厳しい練習、普段と違った雰囲気で行う練習は、G☆Kがメニューをつくるのだが、いかにいつもの練習とは違う感じで(実際にはそんなに変わっていないのだが)苦しい練習をやりきった感をつくりたい。そんな思いでメニューを考える。しかし、今年の連日の猛暑は、熱中症や熱射病などのリスクも考えなければならず、万全の体制をお母さん方の協力のもとつくってもらう。氷嚢やクーリングタオルの準備、もちろん水分補給や食事や捕食の用意などもしていただいた。ホントに感謝しかない。それでも体調を崩す選手は出てしまう。それだけ暑いのである。
また、今年は翌日に大会が入った関係で、子供たちが合宿の楽しみのひとつとしている2日目の川遊びをどうするかという問題が生じてしまった。事前に臨時コーチ会議をひらき、検討をする。学童野球は勝負も大切だし、合宿に対する取り組みも大切だが、子供ファーストで考えた結果、午前中3時間をみっちり練習をして、出来なくなってしまう2日目の川遊びを前倒しにして午後から組み込む形をとる決断を監督・コーチがした。G☆Kなりに3時間の中で、厳しくそして効率的にみんなが動くメニューを考え監督・コーチ陣と共有して、さらに休憩を適宜入れることで、体調管理をすることとした。合宿練習は、やはり相当な厳しい暑さの中、ダウンする選手がちらほら出たが、大事には至らなかった。そしてすべてのメニューをこなし、そこで水着に着替え一路宿舎に向かったのであった。今まで、へばっていた選手や、体調を崩していた選手も徐々に笑顔が出てきて、川遊びを楽しみにしていたんだなぁとG☆Kは感じた。もうひとつ、議論になっていたのは翌日に試合を控え、川遊びでけがをしないかどうかを心配する声があった。当然、そのリスクも考えられたが、そこは大人がしっかり見守ること。ラッシュガードやマリンシューズなどを着用することなどでケアすることにしていた。約2時間楽しく川遊びを事故なく、無事に終えられた。なにより子供たちの笑顔がはじけていた。正直、大人たちも楽しんでいたが・・・やっぱりこの笑顔が学童野球をする中で、ひとつの大事な要素であることは間違いないとあらためて感じた。その後みんなで、お風呂に入って、食事をしてお楽しみ発表をして、恒例の花火も楽しくすることができた。おかげで、疲れた選手たちは夜早くに就寝した?(それは秘密です)まぁ、なにが言いたいかというと、主役は子供たちなんだということ。そして保護者、監督・コーチ、OBコーチ、代表がひとつになって楽しむことなんだということを感じたG☆Kなのであった。
そして、横浜市大会を迎える。このメリハリがしっかりできたことが、結果に出たのであった。
よかったよかった。ちょっとドキドキでしたが・・・