春の連盟大会に優勝したJGキッズたちは喜び、ハマスタで泣いた。このハマスタで負けた経験がチームに秋季大会も優勝して連覇するんだという目標に大きく影響したとG☆Kは感じる。子供たちは少なからず勘違いしてしまう。自分たちは強いんじゃないか、うまいんじゃないかって。でもそれはそれでいいと思う。だって子供なんだから。ただ、そこで大人がしっかりと教えていかなければいけないと思う。監督は常々言っていた。まだまだ君たちはうまくなるし、強くなる。でもまだまだ声が出てない、元気がない。野球をやる以前の話だ。基本練習もしっかり繰り返して行なっていた。そこで、横浜スタジアムで真夏の暑い時期に行われたTボール大会、1回戦は快勝した。2回戦もこの勢いで勝ちたい。それともうひとつ勝ちたい理由があった。チームメイトのがくが勝てば次の試合には間に合ったのだ。だからみんなががくのためにも頑張った(あとで聞いたのだが、それを聞いてちょっとびっくりした。)子供たちはG☆Kが考えている以上に仲間意識があり、いろんなことを考えているのだ。しかし、思いとは裏腹に2回戦は完敗を喫してしまう。負けた悔しさ、そしてがくに試合をさせてあげられなかったという悔しさ。
でもその試合があったからこそ、秋の大会に気持ちを切り替えて練習に取り組むことができた。もちろん監督・コーチの指導があっての話だが、確実に子供たちは成長していた。技術的な面でも、精神的な面でもだ。まぁいうても2年生3年生だから集まれば、大騒ぎでまとめるのには相当な苦労があったと思うが・・・
いよいよ1回戦、相手は鴨居ファイターズ、前にも書いたが雨の影響でだいぶ待たされた感があり、少し気持ちを入れるのに苦心した。しかし、試合が始まったらJGペースで試合が運べた。鴨居地区の強豪を下し、勢いがついて2回戦の連合戦も落ち着いたプレーを見せてくれた。試合前にはAチーム監督からエールが贈られた。それは1回戦を勝った後の言葉としては最高のエールだった。「次の連合戦が一番大事だ。」この言葉は奥が深い。自信と過信の違い、これをA監督は言いたかったんだと思う。子供たちはその言葉を理解してしっかりと戦った。
そして準決勝のいぶき野メッツ戦、決勝の長津田クラブ戦との激戦は試合結果のほうにたっぷりと書いてある。
ここでなにが言いたいのかというと、野球に限らず、スポーツって、いやすべてにとって、子供にはまだまだ難しいと思うけど「謙虚」な姿勢が必要だとG☆Kは思うのである。いけいけどんどんの考え方、自信がないともちろんだめだとも思うが、相手のことを考える、考えられる子供たちを育てていきたいとG☆Kは思う。そして継続できること地道に続けられる力を育てていきたい。
そんなG☆Kがずっと続けていることはただひとつ「野球」なのである。
最後にもう一度、秋季大会連覇での優勝本当におめでとう、そして感動をありがとう! 完
(号泣してませんよ)