「熱闘!甲子園」この番組を知っている人は多いと思う。でも「G★K」は、この頃くらいの演出が個人的には好きだ!

 

話を戻そう、松坂が痛々しくもつけていたテーピングを自らはがす。0-6から2点差まで追い上げる。その後ロッテにドラフトで指名された寺本を打ち崩し、これまたドラフト6位でヤクルトに入団した高橋までも・・・勢いは止まらない。余談だが、ヤクルトで残念ながら活躍できなかった高橋は小学校6年生の時に明徳義塾の先輩である河野が松井秀喜を5打席連続敬遠した試合を観て、プロに入って松井と勝負がしたいと思ったそうだ。誰もがそういうきっかけを持っているんだろう!やる気スイッチ!さらに言うと、プロ1年目に念願の松井との勝負ができる日が来る。しかし、当時ペタジーニとの本塁打王争いの渦中だったため、ベンチの指示で敬遠をすることになる。(ウィキペディア参照)

だいぶ話がそれたが、とにかくあの試合は奇跡だった。「横浜×明徳義塾」つくろうと思ってもつくれないストーリー、筋書きのないドラマだった。最後は3塁側アルプススタンドで狂喜乱舞!見ず知らずの人たちと抱き合い、喜び、叫び、横浜高校出身でもなんでもないのに校歌を泣きながら歌う。なんだこれ!って思うけどそれだけ素晴らしい出来事だった。「G★K」にとっても、おそらくあの場所にいた人達が、感じたことだったと確信している。親友の「K」も感動していた。そして翌日の決勝戦も、こりゃ観るでしょ!と、なり、金のない2人は尼崎のサウナに向かうのであった。サウナでの夜、尼崎のサウナである。なかなかの雰囲気なのである。デッキチェアのようなもので寝ようとしていると後ろから「おいこらっ!なにかえとんじゃわれ!」と怒鳴る男、その声に「なんか文句あんのか!このボケっ!」と言い返すオヤジ、すげーなこれが関西のチャンネル争いかと妙に感心してしまった「G★K」だった。その時の番組はもちろん「熱闘!甲子園」・・・

 

つづく・・・ほとんど松坂が出てきてない話になってしまった。次回に乞うご期待!

ページツリー