緑区連盟春季大会  対　スカイイーグルス (2017/4/16 12:00 十日市場グラウンド)

ここ最近の、週末は雨が多くて試合や練習ができなかったが、今日はうって変わって夏のような日差しの中、選手はまさに熱い試合をしてくれた。練習試合でもいつも戦っているスカイイーグルス、これまでもＪＧとは何度も熱戦を繰り広げている好敵手。今日の先発はしょうた、初回のピンチをライトそうた（Ａ）のライトゴロで切り抜けると、攻撃のリズムが出て積極的な走塁もあいまって先制点をノーヒットで２点を奪う。しかし、２回表にＪＧにも守備にミスが出てしまい追いつかれる。これまでの試合ではここでピッチャーが踏ん張りきれず大量失点をしていた。ここで踏ん張るためになにが必要かを雨で練習が中止だった時にみんなで話した。大半の選手が言っていたのは、ミスがあったり点を取られるとシュンとしてしまい、声が出なくなってリズムが悪くなる。という意見だった。さらに、みんなに考えさせた。「じゃあなんで声をだすことが必要なのか？」「監督、コーチに言われているから出してるんじゃない？」約１時間話し合った。色んな意見が出たが、今日はその話し合いの成果が出たと思う。声を出すことでチームメートを励ます！コンビネーションが取れる！集中力を高めることにつながる！アウトカウントの確認をする！全部ができていた訳じゃないけど、しょうたは後続の反撃を断つことができた。守備もピンチをいいプレーで切り抜けることができた。ベンチの選手たちも大きな声が出ていた。これは大きな進歩だと感じた。

同点でこう着状態が続くと、しょうたのピッチングが攻撃にもリズムをつくる。相手のピッチャーは中学生かと思うくらいの長身から投げおろす本格派。どうしても高めに手が出てしまうが４回にチャンスを迎える。りゅうのすけの四球からスチールをからめ、まず１点。みなとが相手ミスで出塁すると、やはりスチールをからめチャンスを広げる。ここでえいすけのセンター前ヒット！！待望のタイムリーヒットが出た！そこからそうた（Ａ）、しょうきの連打が飛び出る！威力のあるボールに力負けしない、いいバッティングだ！ただ、まだ経験不足のチームは走塁ミス、判断ミスなどで残塁を重ねてしまう。これは課題として明確に見えたところだった。守備では、確実にアウトにできるプレーはある程度できた。しかし判断を要するプレーであわててしまうところがあり、送球ミスやファンブルなどをしてしまうことがあった。でも、これらの課題は練習を重ねればできるようになる！

試合は５回裏に、さらに２点を加え６－２とリードして６回を迎える。時間的に最終回だ！前の回からしょうたに代えてピッチャーしゅうまが公式戦初登板！初登板とは思えない落ち着いたマウンドさばきだ！５回を０点に抑え、６回のマウンドへ向かう。しかし、野球の神様はなかなか簡単には勝たせてくれないもので、緊張も加わりミスも出てしまう。相手も、もちろん必死だ！しかし、ここもぎょせいへの継投でなんとか同点で踏みとどまる。そして迎えた最終回の裏、そうた（Ａ）、しょうきがこの日猛打賞となるヒットを放ったが１点は遠かった。結果は６－６の引き分け。次につながる引き分けだったが、課題も多くみつかった収穫のある試合だった。

次は田奈杯が２２日（土）にある。今日出場しなかった選手もいい準備をして、チーム内でいい意味で競争をしていこう！みんなでがんばっていこう！

【勝手にＭＶＰ】　初登板にもかかわらず、絶妙なコントロールで好投した「しゅうま」と見事なタイムリーヒットをセンターに放った「えいすけ」