今年の選抜は大阪対決になった。史上初のことらしい。息子が大ファンの藤浪の母校「大阪桐蔭」とご存じトリプルスリーの山田哲人の出身校「履正社」が激突する。WBCでの二人の活躍には差がついてしまったが、間もなく始まるペナントでは藤浪のがんばりに虎党としては期待したいところだ。高校野球に話を戻すが「機動破壊」という言葉で数年前に話題になった「健大高崎」というチームがあるが、この前の試合でまさに「機動破壊」を見せつけられた。二死二、三塁のケースで二塁ランナーがわざと牽制を誘うようにボーっとして塁を離れる。牽制を投手が投げるやいなや三塁ランナーが本塁を狙い見事にセーフ、同点に追いつくというシーンだった。それにしてもあの二塁ランナーのボーっとした演技がたまらなくうまい。牽制球投げたくなるよなーーっていう・・・2011年に出場した時が印象的だったが、とにかく走りまくったチームだった。普通に走るだけなら機動力なのだが、走る走ると思わせて走らなかったり、バントで送ったあとに三盗する。それは投手のくせを完全に見切っていて、セカンドランナーの時の方がフォームが大きいというのが分かっていたからとか、捕手の肩が弱いと思えばランナーが出たらセオリーで送りバントだが、走ってから三塁に送るなど、データを駆使して相手チームを崩していくのが「機動破壊」ということらしい。前の独り言でも書いたがアンリトンルール(本当のルールではない暗黙のルール)というのがメジャーリーグにはあり、「派手なガツポーズをしない」とか「点差がついたらバントや盗塁はしない」ということから日本の野球でもプロにはそのような流れがある。だから一部からは健大高崎の戦い方に批判もあるようだ。でも高校野球では何点あっても逆転されることがあるから、それにはあてはまらないだろう。実際に石川の星陵高校が9点差を逆転して甲子園を決めたりするからね。

 

まっとにかく明日の大阪対決を楽しみにしよう。

プロ野球も明日開幕する。

そしていよいよ我がJGも4月2日に開幕する!6年生は少ないけどどこまでできるか、みんながんばろう!

 

 

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